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執筆者の写真東京足湯 プロジェクト

ホームページに込めた想い


始めまして。

東京足湯プロジェクトです。


2021年、東日本大震災からちょうど10年が経とうとしています。

東日本大震災では、地震、津波に加え、原子力発電所の事故の影響により多くの方が全国に避難し、今も故郷に戻れず、不安定な生活を強いられている方もいます。


私たちは2012年から東京(関東近郊)に避難した方々へ、足湯の提供を行ってきました。


足湯ボランティアでは、被災された方が足湯の際にこぼす声を『つぶやき』と呼んでいます。

温かいお湯に足をつけ、手を握った時に、ほっとして出てくる『つぶやき』には、これまで誰にも話せなかった事柄が含まれていることも少なくありません。


そんな『つぶやき』に、時には寄り添い、時にはその声を活動につなげながら、自分たちにできることを考え続けてきました。


東日本大震災から10年。数字で見れば節目かもしれませんが、被災された方にとっては日々の暮らしの通過点にしか過ぎません。

その現状を含め、活動を継続することで見えてきたこと、感じたことなどを伝えていきたいと思い、このホームページを立ち上げました。


ここに掲載していく『つぶやき』が誰かの力になれば嬉しいです。



                        2021年1月 東京足湯プロジェクト

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