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足湯ボランティアってなんだ?
足湯ボランティアは、1995年に起きた阪神淡路大震災でボランティアを行っていた東洋医学を学ぶ学生が、避難所で足湯を提供したことが始まりといわれています。
足湯には風邪の予防、睡眠の促進、血流改善などの効能があります。避難所や仮設住宅などで足湯を提供することで、被災された方たちが心身ともに温まり、集うきっかけにもなっています。
足湯ボランティアは、利用者さんにお湯を張ったタライに足をつけてもらい、その手をさすります。その間1対1で対話するというシンプルな活動です。足湯の目的は、まずは足湯に浸かりのんびりした空間をつくることで、肉体的な疲れやストレスを少しでも解消してもらうことが大切です。
東京足湯プロジェクト
東日本大震災後2011年3月から、全国の支援団体や個人からなる「震災がつなぐ全国ネットワーク」と「日本財団ROADプロジェクト」との協働事業で東北の被災各地へ「足湯ボランティア」を派遣する活動を行いました。
その過程で、2011年の暮れに、東京への避難者(のちに広域避難者と呼ばれる)が1万人近くいるという報道がきっかけとなり、2012年2月、東京都足立区から避難された方たちを対象にした足湯活動をスタートしました。
ROADプロジェクトの活動終了を機にそれまでの活動を引き継ぎ、関東近郊に避難された方への足湯の提供を続けるために立ち上げたのが、東京足湯プロジェクトです。
広域避難者支援の活動は現在も続いていますが、最近では、毎年起きる災害においても、災害支援のネットワークを活かしながら、各地で足湯の実施や広める活動も行っています。
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